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ろくろ挽きとは

伝統のろくろ技法による作品は、用と美を兼ね、その技能は高く評価されています。

ろくろ挽きは、約千年の歴史のある仕事です。

平安時代文徳天皇の第一皇子惟喬(これたか)親王により伝授され今日に至りますが、現在もその技法はほとんど変わらず継承されています。

目で線を追い、耳で音を聞き分け、足で速度(回転)を調節し、手で刃物を持ち、素材を削っていく、というように身体全体で作品を製作します。

美しい線に出逢う線は一瞬であり、行き過ぎてもためらっていても出逢えません。

この伝統技法によって、自分の世界、自分の線を生み出していきます。

また、樹種(じゅしゅ)別にも杢目(もくめ)に応じて木取(きどり)を行い乾燥方法も種々工夫を重ねて、乾燥割れを防止し、必要な刃物は自ら作り製作にあたっています。

ろくろびき

Yakusugi Craft Products

原 寛諮 屋久杉工房​

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